セブンエー岡田です。 昔からずっとクライマーだ!って方も最近クライミングを始めた方も、みんなが触っているであろうジャグ。 セブンエー倉庫に来店いただくジム様の1/3近くが「ジャグが足りていない」とおっしゃられ、 「ジャグはいくつあっても困らない」と言わしめるほどの重要なホールドなんです。 ジャグにも様々な個性があり、奥深い! ということで、ジャグにおいて右に出るブランドはないと自負する「CORE」のラージジャグをご紹介します。 |
Font Large jugs |
フランス・フォンテーヌブローの砂岩 ホールドメーカーに絶大な影響を与えているフォンテーヌブローは、ヨーロッパにおけるボルダリングのメッカです。 クライミングホールドにおいて、欠かすことはできないほどの影響を与えている岩場です。 代表的な特徴は独特の風合い”エレファントスキン”と呼ばれるテクスチャーは表面は滑らか、でも触ってみるとグリップがある、なんとも不思議な質感です。 このエレファントスキンの丸みはCOREレンジの次に手に優しいテクスチャーとなっており、弊社運営ジムfitsでも初心者用の課題にFont Large Jugsを使用しています。 ホールド自体、他レンジと比較するとクセが少ないため、インストラクションや低グレード課題での使用頻度が高いです。
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Granite Large jugs |
スイス・マジックウッド、スウェーデン・クジュゲの花崗岩からインスパイアされたレンジ。
グラニットは、マグマが冷えてできた岩石の一種。地下深く、ゆっくりと冷やされて固まり、大きな鉱物の結晶からできています。 CORE独自のデザインとして花崗岩に含まれている光沢のある結晶の粒をライン状に入れています。 花崗岩らしくゴツゴツとしたシェイプが多いですが、グリップ部分には干渉せず握りやすい様配慮されています。 コアのジャグの中ではグリップは少し浅めです。 シェイプに関しては4/10個がダブルハンドグリップになっています。 この「両方から握れる」ジャグは使い勝手が非常に良いです。 左右でグリップ感が異なる為、設置向きによってこだわりのグレード調整が可能です。 特におすすめはルーフでの使用です。 デザインでホールド表面に大きめの段差があり、そのポイントはフットホールドにもなります。 無駄にフットホールドを散らさずに、シンプルですっきりしたラインに仕上げられるため、壁面積の有効活用が可能です。 |
Gritestone Large jugs |
イギリス北部のヨークシャー地方などに広がるピーク・ディストリクトエリア一帯のボルダーを、一般にグリットストーンと呼びます。 角ばった砂の粒(ぺブルス)が埋め込まれているのが特徴。 全体的に丸みを帯びつつ、岩の風化した曲線を意識したデザイン。 COREの中では一番フリクションが強く、ざらざらしています。 擬岩としてのテイストが強いので初心者にもロッククライミングの疑似体験を提供できるレンジと言えます。 ホームジムでみかけた時は、どこの岩質が探ってみてください。知ってるとちょっとした楽しみにもなりますよ。あと絶対本物を触りたくなります!! セブンエー岡田 |