2020年8月27日木曜日

ホールドブランド随一の岩らしさ~Captain Crux~

 

こんにちは!
セブンエー岡田です。

本日はセブンエー取扱いホールドブランドの中でも一番重く、重厚感があるCaptain Cruxをご紹介します。
展示会では毎度、「この重さ、、、ウソだろ?!」と来場者様を驚かしています。
弊社では、2015年よりCaptain cruxの取り扱いを始めました。


一線を画く存在感


<キャプテン クラックス>は、世界最古のホールドブランドの一つと言われ、インドアクライミング黎明期の1990年代初頭にドイツで誕生しました。
現代クライミングシーンの流れとは一線を画く個性的なホールドブランドとして、ヨーロッパでは認知されています。

ポリエステルによる昔ながらの製法で比較的重いホールドが多いですが、その分、耐久性が高く、質感は非常によく、グリップした時にポリウレタンでは味わえない感触を得ることができます。

自然の岩を彷彿させる重厚感あるフォルムは、ウォールの中でも異質な存在感を発揮します。

『精巧なシェイピング』



「岩らしさを醸し出す」ポイントにグリップ面の精巧なシェイピングが挙げられます。
フリクションで再現するのではなく、楊枝のような細い棒で細かく押し跡をを無数に入れることで花崗岩のような岩肌を丁寧に再現しています。

また、フラットな面一辺倒ではなく、フラットの中にもわずかな凹凸を設けることで、絶妙な掛かり具合の違いを生み出しています。

セットの際に傾斜や向きを変えることでどこのポイントが利いてくるのかが全く異なります。
保持できる面が多く弱点が多いですが、その分、クライマーそれぞれにあったムーブや保持ポイントが見つけられる楽しさがあります。

『この質感、、、岩だ!』


ホールド自体は重く、セッター泣かせではありますが、テクスチャーと重厚感が合わさることで岩のような感覚を覚えます。

写真はfits climbing gymについているホールドです。
人差し指の少し窪んだ部分がかかりやすくなっていました。
これは触って探さないと見つからないです。

こういうホールドだからこそ、1本ラインセットで付けていただきたいです。
ムーブ以上に質感を楽しむ稀有なクライミングを提供できます。
現在のクライミングシーンからかけ離れた見た目も、逆にアイキャッチーです。
触ってみないとわからない、探るところがとても面白く、ハマってしまうホールドです。

【セブンエースタッフと弊社ジムFit'sスタッフの声】
◆外岩志向のクライマーから初めてホールドを触るビギナーまで、取り付け方により幅広く使え、楽しめる。 

◆自然の岩を模したシェイプは、そのデザインとホールドの重量感によって、より自然の岩のように感じることができる。ポリウレタンのホールドは叩いた際に軽い感覚を得るが、Captain cruxはその逆で人口的な感じがあまりしない。

◆類をみないアイキャッチーかつファンキーなシェイプは、その引力に引き寄せられるよう、触ってみたくなる。

◆XLサイズ以上のホールドは、持ち感が優しいものが多いが単純なガバホールドではないため、優しいグレードの課題に面白さをプラスしやすい。持ち方やバランスのとり方等を工夫させる課題を作りやすい。

◆同じシリーズの中でのバリエーションが多く、ほんの少しずつシェイプが緻密に異なる為、 ホールドの弱点(どこが持てて、どこが持てないなど)を探る楽しみがある。



おすすめはやはり、岩に似せた300シリーズのミニボリューム達です。
スポーツクライミングとは全く異なる質感と登り応え、そして存在感!
Captain Cruxでお楽しみください!

岡田

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